2011年11月17日

小田原と言えば、ういろうです。


小田原といえば、かまぼこ。

普通の人はそう思うかもしれませんね。


しかし! 実は “ ういろう ” なのですよ。


見てください。このお城のような建物を。

これどこだと思いますか?


小田原と言えば、ういろうです。


なんと、これが小田原の 株式会社ういろう なのです。

さすが、外浪(ういろうと読みます)家24代 ともなると違いますね、店構えが。


ところで、ういろうと聞くとほとんどの方は名古屋を思い出すのではないでしょうか。

しかし、小田原のういろうが本家本元らしいです。なんと言っても室町時代スタートですから。

ういろうの歴史に興味をもたれましたら、ぜひこちらをご覧くださいませ。



で、お味についてですが、ういろうも色々なお味がありますが、まずは基本の黒糖ういろうをお勧めします。

とても自然で優しい美味しさのうえ、胃腸が弱い方にも安心して食べていただける工夫がなされているようです。



というのも、こちらのういろう屋さん、もともとはお薬屋さんなのです!

長い歴史の中で、東海道を旅する人々の体調管理にういろうのお薬は重宝され、

中でも、歌舞伎の演目「外郎売」には、その薬が登場するくらいですから。




私がこちらのお店を訪ねて感動したのは、

薬で体をいたわり、お菓子で楽しみを提供するという、お店のコンセプト。

心身共に大切にする考え方。

良薬は口に苦しと言われますが、弱った心と体に必要なものとして “薬プラス癒し” という考え方。



激動の歴史をくぐり抜け、今もって繁栄しているお店は、土台が違うとあらためて思いました。

ですので、店内は半分がお菓子屋さんで、半分は薬局です(笑)。

不思議です。



小田原と言えば、ういろうです。もし、小田原方面に足を運ぶことがありましたら、

「ういろう」に寄ってみませんか。

風情のある店構えに、不思議な店内を覗いてみる価値はありだと思いますよ。




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Posted by carpe diem at 00:00│Comments(2)おすすめ
この記事へのコメント
小田原城かと思いました。
まさかういろうの会社とは・・・
立派なお店ですね(^_-)-☆

小田原→ういろう 全く結び付かなかったです。
お勉強になりました。
機会があれば是非行ってみたいです(^O^)/
Posted by T@ma at 2011年11月20日 22:09
T@maさま、コメントをいつもありがとう!

日本は狭いようで広い。発見したいことだらけ。
好奇心をもって、なんでも見つめていきたいね!
Posted by carpe diemcarpe diem at 2011年11月21日 23:02
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小田原と言えば、ういろうです。
    コメント(2)