2011年05月25日
心の旅へ

『アルケミスト』 パウロ・コエーリョ著
有名な物語なので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
最近また、眠る前のひと時に再度読み返した1冊です。
内容を簡単に説明しますと、サンチャゴという羊飼いの少年が宝物を見つけるため、
アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出る物語です。
私はこの作品の中で、特に砂漠の場面が好きです。
砂漠で自由に生きる“ヴェドウィン”が登場するシーンなど心躍ります。
王様、クリスタルショップの店主、英国人、砂漠のオアシスに生きる運命の女性、そして錬金術師。
文面を目にする度に、勇気とエナジーを感じるのは私だけではないはず。
そしてなんといっても『前兆に従うこと」でしょう。
誰もが、毎日旅の連続の中で生きています。
それは、過去があるから今があって、より良い未来のために今できることを精一杯やっていくこと。
日々の生活で忘れがちな、しかしとても大切なことをこの本は私に語りかけてくれます。
砂漠を旅してみたいと思います。
ラクダの背中から望む砂丘や、風が作り出す波のような風紋。
夜は毛布に包まりながら、テント脇から仰ぐ誰にも邪魔されない夜空。
今はまだイメージの中ですが(笑)

藤田一咲氏の 『サバク』 という写真集で想像の世界を旅しています。
あなたは今どこへ旅してみたいですか?
それはイメージできていますか?
イメージすることを心がけていきましょう。
それは誰とでかけていますか?それとも一人旅ですか?
どのような服を着て、そしてまわりには何が見えますか?
イメージすることは、心を豊かにしてくれます。
あなたも、眠る前のひと時、心の旅を楽しんでみませんか。
マクトゥーブ
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